『ジャックはここで飲んでいる』に登場する喫茶店が『Ku:nel』で紹介
7月20日発売の雑誌『Ku:nel(クウネル)』2026年9月号の特集「旅を深める本76冊と歩く、京都。」の中で、片岡義男の『ジャックはここで飲んでいる』と、この作品中に登場するスマート珈琲店が紹介されています。
スマート珈琲店は京都の寺町三条上ルにある、昭和7年創業の喫茶店。珈琲と共にタマゴサンドとホットケーキで知られる老舗です。そしてこの喫茶店が登場するのは『ジャックはここで飲んでいる』所収の『五月最後の金曜日』。作家とライターが五月最後の金曜日に京都のスマート珈琲店で落ち合い、かつて美空ひばりが子供の頃に母親と共にしばしば訪れ、ホットケーキを食べていたというテーブルで、コーヒー、ホットケーキ、タマゴサンドウィッチを食べながら雑談をするという場面があります。
記事では「純な感触があります」「余計なものがないよな」と語りつつ、二人がシロップがとろけるホットケーキと、ふわふわの卵焼きを挟んだタマゴサンドウィッチを平らげるシーンを紹介し、3代目店主の「流行りを追うのではなく、これというものに磨きをかけてきた」という言葉などを紹介しています。
この他に喫茶ソワレ、イノダコーヒー、フランソア喫茶店など、京都が舞台の片岡作品に登場する喫茶店もいくつか紹介されています。片岡義男の『なりにけらしな京都』でも、喫茶店や老舗名店が複数登場します。「本を片手に京都巡り」も良いかもしれませんね。
■関連作品
・『ジャックはここで飲んでいる』
・『なりにけらしな京都』
・『ナポリタンのある街』
・『南日本新聞のあれやこれや』より「ふたつの題名たずさえて」
・篠原恒木『ぼくは片岡さんが大好き|第26回|たまごサンドの権威』
2026年7月23日 13:00 | 片岡ニュース
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